新バージョン『RAD Studio 12.1 Athens』提供開始

〜コーディング効率を上げる分割ビューやコンパイラの新機能など大幅改善〜

 エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:米国テキサス州オースティン、日本法人:東京都千代田区、日本法人代表:藤井 等、以下エンバカデロ)は、クロスプラットフォームネイティブアプリの統合開発環境のアップデート版『RAD Studio 12.1』『Delphi 12.1』『C++Builder 12.1』を提供開始しました。

RAD Studio 12.1 エディタの分割ビュー
RAD Studio 12.1 エディタの分割ビュー

公式サイト:https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio

 

■新機能:Win 64 C++ Clang 15 コンパイラを正式リリース

 C++Builderでは、12.0ではプレビュー版として提供していた新しいClangベースのWin64 C++コンパイラを正式にリリースしました。64ビットコンパイラとRTL / C RTL、LLVMベースのリンカを含むツールチェインを搭載したことにより、大規模なアプリケーションの構築とリンク、外部ライブラリやC++コードとの統合が向上します。 IDEとの完全な統合が可能で、FireDACやその他のデータベース、RTLライブラリを使用してVCLやFireMonkeyアプリをビルドできます。

■新機能:エディタの分割ビューをIDEに搭載

 新しいRAD Studio(DelplyおよびC++Builder含む)のIDEにはエディタの分割ビューを搭載しました。スプリット エディタ ビューをサポートしています。分割ビューを用いることで、同じファイルを並べて編集でき、複数箇所の同時編集や設計ビューとコードビューの同一画面表示など、プログラミング効率を大幅に向上させます。

■新機能:Android API level 34 をサポート

 2024年8月以降にGoogle Play ストア上で配布するアプリの必須要件であるAPI level 34に対応したもので、Android SDKの更新、いくつかの追加Androidプラットフォームツールの導入、Javaランタイムの更新、アプリのパッケージングプロセス、デバッグの改善を改善しています。(Delphiのみ)

■VCLとFireMonkeyライブラリの改善

 RAD Studio 12.1 では、RAD Studio 12.0 で導入された機能を中心に、VCL ライブラリと FireMonkey ライブラリの両方に多数の改良が加えられています。今回のアップデートでは、すべてのターゲット・プラットフォームでグラフィックスと UI コントロールのレンダリングのパフォーマンスと品質が向上しています。

■C++Builder IDEのVisual Assist 統合の改善

 Visual Assist 統合は12.0で導入され、12.1ではその品質が大幅に改善されました。コードとビジュアル・デザイナを横断して名前変更するリネーム・リファクタリングも拡張されました。クラス最高のコード補完、コードナビゲーション、C++コードのリファクタリングを提供し、生産性を飛躍的に向上させます。

■Delphi LSP の品質改善

 コード補完が表示されたときの特定のキー入力の動作をカスタマイズする機能が追加されました。パーソナライズされた操作を構成することができます。さらに、Delphi LSP の全体的な改善として、コード補完の自動呼び出しや自動表示も改善されました。

■データアクセスのサポートデータベースの改善

 データベースライブラリ、RESTクライアントライブラリ、ランタイムライブラリに対して多数の改善を行い、FireDACはFirebird version 5とPostgreSQL Version 16 を正式にサポートしました。

​ その他の改善事項や変更点については、ホームページをご覧ください。

新機能:https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio/whats-new-in-12-athens

■製品ラインナップ

 RAD Studio 12.1は、Delphi / C++の2つの言語を利用できます。エンバカデロでは、単一言語のみを利用できるDelphi 12.1、C++Builder 12.1も販売します。また、いずれの製品も、目的別に複数のエディションが用意されています。製品ラインナップ並びに価格については、ホームページをご覧ください。

製品ラインナップ:https://www.embarcadero.com/jp/products

■提供方法

 エンバカデロ製品は、オンラインショップ各社、ソフトウェア流通代理店各社、販売パートナー各社から購入いただけます。

購入方法の詳細:https://www.embarcadero.com/jp/how-to-buy

■RAD Studioについて

 RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。

■エンバカデロ・テクノロジーズについて

 1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門『CodeGear』と合併したエンバカデロ・テクノロジーズは、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーです。2015年10月には、独立系ツールベンダーであるアイデラの傘下となり、2017年8月には、WebアプリケーションプラットフォームであるSenchaを買収し、さらなる技術革新と製品/サービスの品質向上に努めています。

​ 米国企業の総収入ランキング『Fortune 100』のうち90以上の企業と、世界で300万以上のユーザーが、エンバカデロのRAD Studio、Delphi、C++Builder、Senchaといったアプリケーション開発ツールやデータベースツールを採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。

コーポレートサイト:https://www.embarcadero.com/jp/
Sencha製品情報:https://jp.sencha.com/



一般の方からのお問い合わせ先:
エンバカデロ・テクノロジーズ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
TEL 03-4540-4148


【本件に関するメディアの方からのお問い合わせ先】
広報代理:シェイプウィン株式会社 担当:神村
TEL:03-6427-2298 Email:press@shapewin.co.jp

 

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